第33回 卒後研修会を開催しました

「国民の負託に応えられる総合診療歯科医師を目指して -保存力を高める-」

「国民の負託に応えられる総合診療歯科医師を目指して-保存力を高める-」をメインテーマに、東北大学歯学部同窓会第33回卒後研修会を平成30年10月21日(日)、宮城県歯科医師会館・5階講堂にて開催いたしました。

特別講演抄録等詳細は、開催案内チラシ(pdf)をご覧ください。

当日は、来賓、講師、座長、卒後研修運営委員、同窓生、同窓外歯科医師、大学院生、研修医、コデンタルスタッフに、歯学部学生17名を合わせた106名の参加となり、大変盛会となりました。

質疑応答、総括ディスカッションにおいては活発な意見交換がなされ、それにより、保存力を高めるためにどのように普段の診療に取り組むべきか、また、どのように研鑽を積むべきか、臨床経験の浅い参加者にも具体的に分かる内容となりました。さらに学生や大学院生、研修医が30名以上参加されていたこともあり、講師の先生方から、学生時代何を考え、どのような生活を送っていたのか等の経験談や、彼らに対しての貴重なアドバイスも頂きました。

また、今回は初の試みとして、デンツプライシロナ株式会社の協賛を得て、ランチョンセミナーを開催することができました。

前日の10月20日(土)には、ミア・アンジェラ一番町において懇親会を開催し、来賓、講師、座長、卒後研修委員、及び、同窓会の先生方を加えた24名の参加となりました。歓談時には余興として若手からのケースプレも用意され、お酒を酌み交わしながらの活発なディスカッションが交わされるなど、こちらも大変盛況でした。

今回の卒後研修会は、「国民の負託に応えられる総合診療歯科医師を目指して」シリーズの第一弾となっております。次回以降の卒後研修会にも是非、ご期待ください。

記 石川禎一卒後研修会副委員長

[プログラム]

開会挨拶  大内光太郎(東北大学歯学部同窓会会長)
来賓挨拶  細谷仁憲(宮城県歯科医師会会長)

講演Ⅰ 座長 菅崎紳先生(34回生)

「保存力を培うために-規格化された臨床記録から見えてくる歯科臨床像-」
岡山啓昌先生(ファミリア歯科 32回生)

講演Ⅱ 座長 岩谷眞一先生(4回生)

「総合診療歯科医師が担う歯内治療-国民と育む歯の保存力-」
田中利典先生(川勝歯科医院 31回生)

講演Ⅲ 座長 虻江勝先生(31回生)

「保存力を生かすために-欠損歯列における歯(歯根膜)の活用とインプラントの適用について-」
猪狩寛晶先生(いがり歯科医院 26回生)

ランチョンセミナー:協賛 デンツプライシロナ株式会社

「保存修復新製品のご紹介」
濱地高明氏(デンツプライシロナ株式会社)

特別講演  座長 安藤正明先生(2回生)

「保存治療において歯根膜の生物学的特性を最大限に活用する」
下地勲先生(しもじ歯科クリニック 2回生)

総括ディスカッション 座長 安藤正明先生(2回生)
感謝状贈呈
閉会挨拶   平河内禎彦(東北大学歯学部同窓会卒後研修会委員長 24回生)