第38回 卒後研修会を開催しました

インプラント時代における義歯の逆襲~可撤式欠損補綴のレベルアップ~

東北大学歯学部同窓会第38回卒後研修会が令和5年10月29日(日)午前10時から午後4時まで、宮城県歯科医師会館5階講堂にて開催されました。

【プログラム】
(1)開会挨拶
(2)来賓挨拶
(3)講演1:パーシャルデンチャーの設計原則 亀田先生
(4)講演2:歯科技工士から伝えたいPD 須藤先生
(5)昼休憩
(6)講演3:上減歯列への対応~RPD、レジリエンツ、IARPD 亀田先生
(7)講演4:クラス3高度顎堤吸収症例を成功せるために 須藤先生
(8)講演5:歯科技工士との連携(2-IODについて)亀田先生、須藤先生
(9)質疑応答
(10)閉会の挨拶

 講演は、PDの基本的な設計から、自費診療のPD,IODなどの症例や、どのようにして対応してよいかわからないような難症例まで、広範囲にわたっていました。参加者は45名で、質疑応答では熱心な討論が繰り広げられました。
 また、前日には講師および卒後研修会委員が参加したプレイベントが開催され、5名の演者による発表と質疑応答が行われました。

~プレイベント~
口演1「前歯部被蓋関係を模索した一症例」 菅崎紳(34回生)
口演2「上顎前歯部に生じたセメント質剥離を経験した一症例」 百々明(42回生)
口演3「BPSで治療用義歯制作後Gerber Methodで4-IODを制作した症例」船江剛史(37回生)
口演4「咬合支持に留意し欠損歯列を回復した一症例報告」 虻江勝(31回生)
口演5「一口腔一単位との治療理念の実践を目指して -部分床義歯装着後26年経過症例における反省と考察-」 平河内禎彦(24回生)

【講師ご略歴】
亀田行雄先生(東北大学歯学部18回生)
 医療法人D&Hかめだ歯科医院 理事長
 有床義歯学会(JPDA)会長・指導医
 日本顎咬合学会 評議員
 てんとう虫スタディーグループ 会長
 TMSIコース 主催
須藤哲也先生
 Defy 代表 歯科技工士
 有床義歯学会(JPDA)指導歯科技工士 理事
 日本顎咬合学会 指導歯科技工士
 Ivoclar BRSデンチャーインストラクター
 モリタ デンチャーインストラクター